みんなたのしくすごせたら

アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


【札幌】札幌市博物館活動センターへ行きました~夏休みの思い出2016

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」

 

夏休み振り返りシリーズ、まだまだ続きます。 

 

1回目はこちらでした。

 

blog.sapico.net

 

 どうしても札幌ローカルネタになってしまいますが、おつきあいいただけるととっても嬉しいです。

 

上の大きな骨の写真は、お盆期間中に子供といった「札幌市博物館活動センター 」にあるサッポロカイギュウのものです。

 

このサッポロカイギュウの展示を見ることができる「札幌市博物館活動センター 」は今年の4月に移転オープンしたばかり。

 

 

看板にもしっかりとサッポロカイギュウの絵が書かれています。

 

もともとは札幌市中央区北1条西9丁目のリンケージプラザの中にありましたが、今年豊平区平岸の少し公共交通機関からはなれた場所へお引越ししたのです。

 

リンケージプラザはもともと旧札幌市立病院の病棟だったのですが解体され、跡地はNHK札幌放送局になることが決定されています。

 

こういった博物館はもう少し交通の便の良いところにあった方が子供達も来館しやすいと思うのですが、今回の移転で周りにはなにもない、静かな場所への移転となってしまいました。

 

 

実はリンケージプラザにあった時に行こうと思っていたら移転の為に休館していて、今回はじめて行くことができたのです。

 

そのおかげで前の施設と比べることなく、新鮮な気持ちで見ることができました。

 

 

収蔵展示室と図書コーナーが来館者の見学ポイントです。

 

 

一番上の写真の「サッポロカイギュウ」は当時小学5年生の女の子が発見したのだそう。

 

当時新聞などで記事を見たのですが、実物を見たのは初めてです。

 

この「サッポロカイギュウ」はなんと820万年前のもので、世界最古なのだそうです。

 

そんなにすごいものを小学生が発見とは!

 

14年前に小学5年生ということは今は25歳くらいに成長されているのでしょうね。

 

もしかしたら考古学を専門に研究とかされているのかも。

 

北海道ではカイギュウの化石が多く発見されていて、道内にもいくつかの博物館で展示されています。

 

北からきた生き物、南からきた生き物

 

 

同じように見える生物たちも北からきたか南からきたかで少しづつ特徴が違うそうです。

 

 

実際に触れる化石達。

 

おもしろいのはこの化石がクイズになっていて、実は化石ではないものも混ざっているのです。

 

こういう化石って触っちゃいけないイメージでしたが、この札幌市博物館活動センターは触れる化石がいろいろとあります。

 

子供連れにはうれしいです。

 

 

きのこの標本もレジンで固められています。

 

これも自由に触ることができ、360度どの角度からも観察できるんですよ。

 

なかなかきのこの裏側とか、展示されている標本では見られないですよね。

 

 

 

札幌の昆虫たちです。

 

これもレジンで固められた標本が多く、いろんな角度から観察できるのがとっても楽しい!

 

 

四季の花も標本になっています。

 

こちらも手に取ってお花の裏側を見ることができます。

 

身近な花のはずなのに名前がわからないものって結構多いものだと再確認しました。

 

図書コーナーは図鑑が充実

 

 

展示室を出て、図書コーナーへ。

 

図鑑類はたぶん札幌市中央図書館より新しいものが多いと思います。

 

辞典以外にも絵本もあり、子供がゆっくり本を読めるソファがあるのでなかなかいい感じ。

 

 

ちょっとした学習スペースもあるので、自由研究なんかにも使えそうですね。

 

その他にもちょっとした展示物やスタンプなどもあります。

 

博物館に通うとお土産がもらえる?

 

 

この札幌市博物館活動センターでは「ファンカード」があり、5個スタンプをためると素敵なグッズがもらえます。

 

このファンカードはもちろん無料です。

 

しかもこの札幌博物館活動センターは入館料もかからないので、何度通っても0円。

 

いろいろなグッズが展示されていて、最初はおみやげとして販売されているのかと思い、価格がどこにも書いていないので聞いてみたところ、親切に教えていただきました。

 

 

レジン細工とかブレスレットとか、とってもかわいい!!

 

どれもハンドメイドマーケットなどで販売されているようなクオリティです。

 

これは絶対5回来ないと!と思い、しっかりファンカードをいただいてきました。

 

近くだったら何度も行きたい場所ですが

 

こんな博物館が家から近くにあれば、本もあるし子供と一緒に気軽に行きたいなと思うのですが、残念ながらちょっと行きにくい場所にあります。

 

展示室自体はそれほど広くないので、何度も通うと見るところがないなと思ってしまうかもしれません。

 

でも自分の手で触れられるものが多いのは子供にとっては面白いみたいなんですよね。

 

なんでもさわってみたい年頃の子供といくにはうれしい博物館です。

 

子供が自然や化石に気軽に触れることができる貴重な場所だと思いますので、ファンカードだけではない、いつ行っても新しい発見があるような博物館になっていってくれるとうれしいなあと思います。

 

札幌市博物館活動センターの詳細

住所 札幌市豊平区平岸5条15丁目1-6

営業時間     10:00~17:00

定休日     月・日曜、祝日、年末年始

料金     入館無料

博物館活動センター/札幌市