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アラフィフさぴこのなんでもない毎日の暮らしの雑記帳


閃輝暗点という片頭痛の前兆症状は厄介ですがちょっとだけ利点もあります

お医者さんにも読ませたい「片頭痛の治し方」

 

さぴこはもう20年近く片頭痛(偏頭痛)に悩まされています。

 

 頭痛にもいろんな種類がありますが、さぴこと同じように片頭痛に悩む方ならご存知の通り、片頭痛はとても厄介な頭痛なんです。

 

昨日の深夜、スマホの画面を見ていたら急に視野の中にギラギラしたものが浮かび上がってきました。

 

あ、これは片頭痛だ・・・。

 

というわけで今日はまだ頭がぼーっとしています。

 

片頭痛(偏頭痛)って?

 

片頭痛といえば頭の片側の一部分または両方にガンガンとハンマーで殴られて割れてしまうんじゃないかというような激痛が起きる頭痛です。

 

緊張型頭痛なんかのズキズキとは違い、片頭痛は発作という表現をしても良いくらいの激痛で同時にムカムカと気持ち悪くなり、場合によっては吐き気の後に嘔吐することもあるほど。

 

片頭痛が起こっている最中は光や音、においの刺激で痛みが増すこともあり、頭痛の最中は身体を動かさず暗くて静かな部屋で横になるのが一番なのですが、それができないときは非常に苦しい状態になってしまいます。

 

さぴこはこの片頭痛の症状が出るまえに、必ず「閃輝暗点」という前兆症状が出るのですが、これがまた車の運転中やPCのモニターで表と格闘している時だととてもつらい状況になるのです。

 

閃輝暗点って?

 

SemkiAnten.gif
CC 表示-継承 3.0, リンク

閃輝暗点 - Wikipedia より引用

 

上のような模様が最初は小さく、徐々に大きく現れてきて、目をつぶってもずっと見えているという状況になります。

 

視界の半分くらいはこんなギラギラしたもので覆われてしまい、視界が非常に狭くなり見えにくくなってしまうのです。

 

さぴこの場合はだいたい20分から30分くらいは続くでしょうか。

 

ちなみにこの閃輝暗点の詳しい説明について、上の画像引用元のウィキペディアでは下記のように書かれています。

 

まず、視覚障害が起きる。突然、視野の真中あたりに、まるで太陽を直接目にした後の残像のようなキラキラした点が現れる。視界の一部がゆらゆら動きだし、物がゆがんで見えたり、目の前が真っ暗になったり、見えづらくなる。その後、みるみるうちに点は拡大していく。ドーナツ状にキラキラと光るギザギザしたガラス片や、ノコギリのふちのようなもの、あるいはジグザグ光線のような幾何学模様が稲妻のようにチカチカしながら光の波が視界の隅に広がっていく。これは無数の光り輝く歯車のような点が集まり回転しているようでもあり、視界の大部分が見えなくなることもある。これらの視覚的症状は短時間に進行する。そしてこの閃光と暗点は5分から40分ぐらいで広がって、視野の外に出て消えていく。この症状は目を閉じていても起きる。症状が治まった後、引き続いて片頭痛が始まる場合が多い。この後に頭が割れてしまいそうな激しい片頭痛が3〜4時間続き、強烈な吐き気・嘔吐などを伴うことが多い。

これら症状は若年の場合、年齢と共に回数も減りそのうちにほとんど起こらなくなる。

 

 

上記には年齢と共に回数も減る、とありますが、さぴこの場合は妊娠してから出産後の約2年は1度も片頭痛の発作はおきませんでしたけど、子供が1歳になるくらいからまた復活し、今でも年に4、5回は起こっています。

 

これからもっと減るのだったら嬉しいのですけどね。

 

この閃輝暗点、本当に視界が悪くなるので外出先等でなってしまうと本当に大変なんです。

 

今の所車の運転中になったときには自宅近くだったので大丈夫だったのですが、これが路肩にすぐに止まれないような高速道路だったりすると大変だなといつもドキドキします。

 

 

 

マクサルトとミグシス

 

さぴこが会社員だったころは片頭痛の頻度が多く、頭痛外来のある病院へ通っていました。

 

そこで処方してもらったのが胃の症状が出やすい片頭痛に対応するために水なしで飲める「マクサルトRPD錠」と「ミグシス」そしてご存知の方が多いと思われる鎮痛剤のカロナールです。

 

かなり以前の処方なので、今はもっと違うお薬もあると思いますが、さぴこはこの3つの薬でコントロールできる程度の片頭痛でした。

 

ただこの中の「マクサルトRPD錠」、先日まではジェネリックがなかっただけでなく非常に高価な薬で、1錠が保険なしだと1000円弱、3割負担でも300円以上するというお薬なのです。

 

今年の6月に「マクサルト」の後発品が出たようなので、もう少し利用しやすくなっているようですけれどね。

 

ただこの「マクサルト」、高いけれどズキッと痛みを感じてからすぐに飲むとあっという間に痛みがなくなるという、さぴこにとっては救世主のような薬でした。

 

まあ、この薬を飲んだ後は身体がなんだかだるーくなってしまうので、あまり使い物にはならないのですけど。

 

もうひとつの「ミグシス」は予防薬として使われているようですが、さぴこの場合はちょっと違う使い方です。

 

閃輝暗点はメリットも

 

さぴこの場合は片頭痛になる前にこれまで100%閃輝暗点の症状があります。

 

あの厄介なギラギラしたやつです。

 

病院の先生からこの閃輝暗点が起こってすぐに「ミグシス」と「カロナール」を飲んで、もしズキッとこないようならそのまま「マクサルト」は飲まずにあまり身体を動かしたりしないで様子を見てみるように言われました。

 

するとどうでしょう!

 

少々頭の重苦しさはあるものの「マクサルト」は飲まなくてもあの激しい頭痛のないままにすごすことができるようになりました。

 

「カロナール」も「ロキソニン」もあの激痛が起きてからでは全く効かないのですけれど、症状が発生する前に飲んでおくとさぴこの場合は激痛にならずに済むのです。

 

片頭痛の場合は人によって効く薬や症状が全く違うので、自分にとって一番コントロールできる方法を見つけるのが一番なのですが、さぴこの場合はありがたいことに閃輝暗点という前兆症状があるおかげで、薬を最小限にコントロールできています。

 

 あのギラギラ、本当に不快なんですけどね。

 

「ミグシス」や「カロナール」は「マクサルト」に比べてお値段も非常に安価ですし、飲んだ後に身体がだるくなることもないので、いいことずくめなんです。

 

閃輝暗点の症状がなければこの組み合わせは無理でした。

 

今はこの「ミグシス」と「カロナール」を服用後、首の後ろの生え際のところを思いっきり圧迫するようにしています。

 

今の所ここ数年はマクサルトのお世話にはなっていません。

 

一応お守りがわりに処方はしてもらって持ち歩いてはいますけれどね。

 

 

 

片頭痛の予防にはマグネシウムとビタミンB2

 

片頭痛の予防にはマグネシウムとビタミンB2が良いそうなので、これを飲んでいます。

 

 

ディアナチュラ ストロング39アミノマルチビタミン&ミネラル150粒

ディアナチュラ ストロング39アミノマルチビタミン&ミネラル150粒

 

 

閃輝暗点の予防にはカルシウムと亜鉛がいいというのをどこかで見たので、全部入っているこのサプリをたまに飲んでいます。

 

本来は1日3粒が目安らしいですけど、1日1粒飲むか飲まないかという感じなのでほとんど気休めレベルなんですけどね。

 

150粒だとアマゾンなら1200円ちょっと、定期便だと1100円ちょっとで購入できるので、こちらを飲んでいます。

 

本当に予防効果を期待するなら毎日きちんと3粒ずつ摂取したほうがいいのでしょうけれど、ついつい忘れてしまうんですよ・・・。

 

今日はちゃんと飲みましたけどね。

 

おわりに

 

もしかしたらこのブログを読んでくださっている方でさぴこと同じ片頭痛にお悩みの方がいらっしゃるかもしれませんが、もしもっと効果的な頭痛対策をご存知でしたら教えていただけると嬉しいです。

 

昨日の夜に起きた片頭痛は激痛こそなかったものの、まだ余韻が残っていて本調子にはなっていません。

 

本当は頭痛記録日記用にと春ころにはてなで1つブログを作っていたのですが、その後起きなかったので1つも記事がないまま放置となりました。

 

あまり頻繁じゃないのでメインブログに書いた方がいいかな、というわけでこちらに書くことに。

 

明日は完全復活したいなあ・・・。

 

それでは!!