みんなたのしくすごせたら

さぴこの徒然草紙というか雑記帳

子供を育てながら仕事もできるようにと保育園の拡充を望む前にできることはないのかな

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先日テレビ選挙特番で、今年から選挙権が与えられた19歳の女性へのインタビューを見ていて、少し考えさせられたことがありました。

 

19歳女性が選挙を通じて政治に望むこと

 

これからの日本の政治に望むことというインタビューに、

 

「今は夢に向かって頑張っているけど、将来子供を育てながらでも変わらずに仕事も頑張っていけるような世の中、保育園をたくさん増やすとか女性が仕事と育児を両立できるようにしてほしいです」

 

と回答していた女性がいました。

 

すごいですね。私が19歳の頃なんてそんなことは全く考えもしていませんでした。ただ日々の生活を楽しむことだけを考えたり、バイトに明け暮れたりと、今思えば貴重な時期に何とももったいない毎日を送っていたものです。

 

もちろん、漠然とした未来を考えなかったわけではありませんが、子供を産んで育てて仕事も頑張ろうなんて、たぶん微塵も考えていなかったと思います。たぶんそう考えたのは子供ができてからかな。

 

ゆとりのない日本

 

私が就職したころは年功序列型の会社がほとんどでしたが、徐々に成果主義へと変化する会社が増えていきました。

 

人事評価に振り回されながらもほとんどの会社ではいつのまにか人件費削減だけがクローズアップされ、成果主義の悪い面ばかりが育つ最悪の環境になっていきます。

 

年功序列型賃金は残っているのに成果主義の導入を進めてしまったことにより、中間層の空洞化が進み、低賃金長時間労働の日本が出来上がってしまったのでしょう。

 

会社の中ではみんな、ムダを省くことしか考えていません。

 

ムダを省いて、時間や心のゆとりを作ろうというミニマリストとは違います。

 

時間的ゆとりを産もうとかそういうものではなく、とにかく効率化と無駄の排除のみ。数字を前年より良くするしか評価される材料はないのです。

 

子供を産み育てるという労力が発生する女性は、成果主義ではムダな存在と思われてもしかたありません。

 

そして女性はムダという烙印を押されないように子供と会社の間で板挟みになってしまう。

 

でも、それでいいのかな。

 

保育園は大事、でも自分の手で育てたい人もいる

 

確かに子供が産まれたら、自分が仕事をしている間のことを考えれば保育園ってとっても大事なんです。

 

でも女性が仕事と育児を両立させるために一番必要なのは保育園じゃないですよね。

 

やはり家族や周りの人の協力が一番大切。

 

これは政治の力ではどうにもならないんじゃないかと言われそうですが、協力をしてもらうための体制が今の日本には整っていないのが一番の原因ではないかなと感じます。

 

たとえば、保育園に預けないで自分で子供の成長も見ながら仕事もしたい人もいるかもしれませんよね。昔の農家さん達なんかもそうでしたけど。

 

でも実現するのはなかなか難しい。

 

保育園で育つ子供

 

平成11年の男女雇用機会均等法改正に伴って労働基準法改正されましたが、それまでは特定の業種を除いた女性労働者は時間外労働が制限され、休日労働、深夜労働も原則禁止でした。

 

確かに職種によっては勤務時間に縛りがあることによって選択肢が狭くなってしまうなどの弊害はあったと思いますが、これは本当に女性にとってのメリットはあったのかなと考えてしまいます。

 

これからの時代、夫婦二人で助け合って子供を育てていくとするのであれば、男女関係なく時間外労働の制限や休日、深夜労働の禁止を考えていくべきじゃないかなと思うのです。

 

朝から晩まで保育園、休みの日も保育園、家には寝に帰るだけの子供ってどうなんでしょう。

 

両親が仕事に打ち込む時間が増えれば増えるほど子供との時間は減っていくというのに。

 

子供の同級生のお母さんの保育園当時の一日はなんとも壮絶でした。

 

朝は6時半に家を出て登園途中にコンビニでおにぎりやパンを買い、車の中で食べさせて7時に登園、お迎えは午後9時。夕食は保育園で食べているので帰ってきたらお風呂の後就寝。

 

日曜日に仕事が入った時のために無認可保育園に通っていて、仕事が休みの日も子供は保育園に行かせていたそうです。

 

じゃあ子供が保育園に行かない日ってどのくらいなの?と聞いたら月に2日くらいだったそうで、それを聞いてかなり驚きました。

 

さすがに小学校に入学したらこの生活は無理だと退職したそうですが、子供はしばらく保育園に戻りたいと泣いたそうです。

 

お母さんも子供と一緒にいても間が持たず、今は子供に数多くの習い事をさせていてその送り迎えに忙しくしているようですが、学校の休みがとても苦痛だという話を聞いて、なんだか悲しい気持ちになりました。

 

疲れている人ばかりが増えていく、それでいいの?

 

ゆとり教育等、ゆとりという言葉にマイナスのイメージを持つ方もいますが、本質的なゆとりはとても大切なものなのにそれを排除することによって自分たちの首を絞めているような気がします。

 

ただ、自分に厳しく自分に隙を作りたくない人もいますから、そういう人たちにとっては「ゆとり」はムダにしかならないのかもしれません。

 

でも「あそび」の部分や「ゆとり」がないものって、とっても脆いように感じるのは私だけでしょうか。

 

まあ今の私のように「だるだる~」となってしまってはだめかもしれませんね。

 

何事も適度に、ゆとりの部分の方が大きくなりすぎないように生きていくことって大切なことですもの。

 

バランスが大切

 

なんでもバランスなんですよね。「あそび」や「ゆとり」が大きくなりすぎると回らないし、まったく隙間のない状態まで締め上げられたら苦しいし。

 

子供と生活できる基盤を作るための経済的活動は重要項目で、幼児を持つ親にとってそれを支えるためには保育園が不可欠。でも親と子の関係が一番大切。

 

 幼児時代、兼業だった私から言わせてもらうと、

 

子供が産まれる前とまったく同じように仕事をフル稼働させるのは無理です。

 

 子供のことを優先させながら仕事に没頭するというのはまるでブレーキを踏みながらアクセルを踏むようなもの。

 

進みません。

 

だからといって「私は子供がいるから大目に見てください」というのはどうかなと思ってしまい、悩みは尽きない働く母。

 

何とかなりませんかね?

 

やっぱり、子供がいようがいまいが、みんながゆとりを感じられる働き方ができる世の中じゃないとうまくいかないですよ。

 

自分にゆとりがあれば、他の困っている人を助けてあげられる余裕ができるし、人の気持ちもわかってあげられる。

 

ギスギスした世の中、いつか変わってくれるだろうか。

 

子供のためには自分が変えていかなければならないんだろうけど、課題が大きすぎて個人の力では無理。

 

政治家の皆さん。

 

もうすこしなんとかなりませんかね。

 

とりあえず労働環境、働いたら幸せになる世の中にしてもらえませんか?

 

ブラックな職場の根絶、長時間労働の規制をするだけでも、日本が少し明るくなる気がするんです。

 

保育園も大切ですけど、働く環境の改善、よろしくお願いします。